脳に質問して能力を引き出す!

脳に質問して、あなたの『能力』を引き上げよう!

 

突然ですが・・・
あなたには『考える力』に自信がありますか?
あなたは、アイデアなどを出す『発想力』に自信がありますか?

または、なにか問題が起こった時や自分の感情が乱れてしまった時に、
客観的に物事を捉えたり、違う視点から考えたりする能力に自信がありますか?

そんなこと聞かれると、『うーん、自信があるかと言われてたら・・・ない・・・かな。』
という方が多いのではないかと思います。

この『考える力』、『発想力』、『客観的に物事を捉え直す能力』を簡単に伸ばす方法があります。

今回は、自分の能力を上手に引き出したり、
メンタルを良い状態にコンディションする際に役立つフレームワークをご紹介します!

このフレームワークは、私の人生を変えるほどのインパクトのあるものでした。
ぜひ、あなたにも知っていただき、活用してもらえたら嬉しいです。

質問しない限り脳は答えてくれない

まず、あなたに知ってもらいたいのは、
『脳とは、サーチエンジンのような働き方をする』という脳の特性です。
(サーチエンジンとはGoogleやYahoo!の検索機能のことです。)

どういうことかというと・・・
あなたが何かを知りたい時には、ネットのサーチエンジンで質問内容に沿った単語やキーワードを入力して調べますよね。
『検索』ボタンを押すと、画面に検索結果が表示されます。

これと同じように、あなたが脳に質問すると自動的に自分の中に収納してある情報の検索が始まり、
『ひらめき』という形であなたに検索結果を教えてくれる仕組みになっているのです。

 

ためしに、『私、2日前の昼ご飯は何時頃に、何を食べたかな?』と質問してみてください。
早い人なら一瞬で答えられるかもしれませんが、
私のように記憶力があいまいな方は『うーん・・・』と考え込むかもしれません。

それでも、考え込んだ後に脳が、
『はっ!』というひらめきを通じて答えを教えてくれる感覚を体験することが出来るはずです。
この『はっ!』っと気づく瞬間、天から考えが降りてくる瞬間が、脳が質問の答えに行き着いた時でもあるのです。

『ヤバい!どーしても思い出せないんだけど!!』という時は、いったん考え込むのをやめましょう。
時間が経ってしばらくした時に・・・
『はっ!2日前は実家に寄って、お好み焼き食べたんじゃん!時間は12時ちょうどだったわ!』と思い出したりします。
脳はあなたが考えるのを止めても、無意識下で答えを検索し続けてくれているのです。

このように脳は、質問されると自動的に答えを探してしまう仕組みになっています
あなたが、『なかなか良いアイデアが浮かばない!』とか、『考えが進まない…』と悩んでいるのだとしたら、
単純に自分自身の脳に『どうしたらいいかな?』と質問していない可能性があります。

質問さえすれば、脳はあなたに最適の答えを導いてくれるのですが、
そもそも質問をしてもらわないと、脳としても答えを教えてあげることが出来ないのです。

脳がサーチエンジンのように働く様子が少しはイメージしていただけたでしょうか?

さて、脳をサーチエンジンとして捉えた時、1つ注意点があります。
それは、『質問のクオリティに応じた答えが返ってくる』というものです。

例えば、あなたが友人の誕生日のイベントを考えるとしましょう。
この時、あなたが自分自身に
『その場にいるみんなが微笑んでくれるようなイベントにするには、どうすればいいかな?』と質問します。
この質問を受けて脳は、みんなが『微笑んでくれるような』アイデアをあなたに教えてくれるでしょう。

もしこの時、あなたが
『みんなが大爆笑して、後々まで語り継がれるような誕生日会にするにはどうすれば良いかな?』
と質問すれば、脳はみんなが『大爆笑』&『その後に語り継がれるような』アイデアをあなたにもたらしてくれるでしょう。

同じ原理は、脳からもたらされる考えが『ポジティブ』か『ネガティブ』かにも働いています。
例えば、あなたが『どうして、みんな私のことを嫌いになるのかな?』とネガティブな質問をすると

、脳は『あなたが嫌われる理由、それはね・・・』と次々とネガティブな答えや考えを教えてくれることになります。
脳からネガティブな答えをたくさん受け取る度に、あなたのメンタル状態はどんどん悪くなることでしょう。

このように、脳に答えて欲しいことがあったら、漠然と質問するのではなく、クオリティを高めるように意識しましょう!
私はこれを意識しているので、週末の予定を立てる時に、
『今週末はどんなふうに過ごそうかなぁ〜?』とは考えません。
代わりに『今週末、予算500円で子供も嫁さんも喜ばすには、どうすれば良いか?』のように自分に質問します。
すると、脳からは・・・

『100円でBlu-ray借りてきて、400円でスイーツを買って、映画鑑賞したらどう?』

『入館無料の子供用の施設に遊びに行って、500円でドーナッツを食べたらどう?』

のようにどんどんアイデアを与えてくれます。

『質問すると脳は答えてくれる』このフレームワークは、

仕事でもプライベートでもどんな時でも活用できるので、ぜひ活用してみてください!効果にびっくりしますよ!

質問することのメリット

脳に意識的に質問することで、
『考える力』・『アイデアを出す力』を意図的に伸ばすことが出来ることが理解してもらえたでしょうか?

脳に質問することの意義は他にもたくさんあります。

1、物事を捉える際の焦点の当て方を変えられる

2、自分の思考を自分でコントロールできるようになる

3、可能性を広げることができる

ざっと挙げてもこれだけのメリットがあると言えます。
それぞれのメリットについて説明すると・・・

1、物事を捉える際の焦点の当て方を変えられる

あなたが『私はこうだと思う!』と考えてるとき、
あなたが自分の思考だと見なしているモノは、脳が出した『答え・解釈』であると言えます。
脳が出した『答え』であるならば、脳に投げかける質問を変えると、返ってくる『答え』も変えることが可能です。

つまり、あなたの『思考』を質問によって変えることが出来るということです。

例えば、あなたが『私はみんなに嫌われる・・・。』と思っているとします。
この時、あなたは無意識に『私がみんなと上手く付き合えないのは何故なの?』と脳に質問しているのです。
この質問を受けて脳は、『それは、あなたが嫌われているからです』と教えてくれてているわけです。
(厳密には、嫌われているは解釈であり、事実ではありません)

この時、あなたが『あら!私、ネガティブ思考になっている!自分の脳にする質問を変えよう!』と思い直して、
『上手に人間関係が作れない私でも、みんなの役に立つには何ができるかな?』と考えれば、
脳は『あなたにはこんな事も出来るんじゃない?あと、あんなことも出来るかもね!』と教えてくれるでしょう。

この例で大切なのは、あなたを取り巻く環境や状況は何も変わらないのに、
あなたの思考が変わった、もっと言えば『物事を捉える視点』が変わったことです。
このように脳に投げかける『質問』を変えることで、物事を捉える焦点の当て方を変えることが出来るのです。

 

2、自分の思考を自分でコントロールできるようになる

自分で脳に質問することが習慣化できると、意図的に自分の思考や気分を変えることが出来るようになります。

例えば、何かしらの問題に直面した時、
普段なら「ヤバい!今、私、問題に対して深刻になっちゃってる!」と落ち込んでしまいがちな場面でも、
『このピンチをチャンスにするにはどうすれば良い?』、
『このピンチから私が学ぶことがあるとしたら、それは何?』
という形で質問をすれば、途端に心が静かになり、冷静に問題に対処できるようになります。

コツとしては、自分の『思考』に対して苦しんだり、攻撃したりしないことです。
思考は問題ではなく、思考のもとになった『質問』が問題なので、
『この思考・気持ちを変えるには、どんな質問をしようかな?』と考えることです。
このように考えることで、自分の思考や感情に捕らわれることがなくなり、気持ちが軽くなりますよ!

3、可能性を広げることができる

脳にする質問のメリットとして、『可能性を広げることができる』が一番パワフルだと私は考えています。

問題は脳が状況や課題を『どのように解釈しているか』なのです。
自分が今選択している『解釈』が気に入らないならば、
その都度質問をして、状況や問題の捉え方をガラっガラっと変えていけば良いのです。

すると、『今までは、一つの視点に凝り固まって、いろんな可能性が見えてなかったなぁ』と
客観的に自分を見つめられるようになります。

本来なら、身動きが取れなくなってしまっていたような状況でも、
『質問』をすることで、あなたの前には様々な可能性が存在していたのだと気づくことが出来き、
あなたは自分の力で新しい人生を切り開いていくことが出来るようになるのです!!

質問のコツ

先ほど、『質問』のクオリティによって返ってくる『答え』のクオリティが変わることをご紹介しました。
では、質問のクオリティをあげるためにはどうすれば良いのでしょうか?

その手法はいろいろあると思いますが、私のおすすめの方法を一つご紹介します。

それは、『どうすれば〜〜できる?』と考えることです。

これは、本当に魔法の質問だと思っています。
どんな困難や問題にぶつかっても、この質問を自分にすれば、
たちまに『問題に悩む』自分から『問題を解決する』自分にモードを切り替えることが出来ます。

これは、あるエッセイストの方が話されていたのですが、

『どうすれば〜〜できる?』という質問に『制限』を加えると、脳はよりクリエイティブになれます。

例えば、『みんなが大爆笑して、後々まで語り継がれるような誕生日会にするにはどうすれば良いかな?』と言う質問は、
「大爆笑」×「語り継がれる」という『制限』が加えられた質問です。
このように『質問』に制限を加えると、脳はより活発に働き、様々なアイデアを思いつきやすい状態になります。

 

制限を加えるコツとしては、
まずは普通の質問を考えて、それに制限を付け加えるという手順で行えば良いと思います。

例えば、

『明日の夕飯何作ろうかな?』という質問を考えたら、

『明日の夕飯、30分で4品作るとしたら、何作ろうかな?』のように制限を加えるのです。

実際、下の質問の方が『30分で4品!?う〜ん、なかなか無茶ぶりよね〜!そうねぇ、バラバラに作ってたら4品も出来ないし、食材は共通の物を使うべきよね・・・』と言う風に思考が進みやすくなると思います。

脳に質問をするフレームワークにおいて、『制限を加える』という視点は、その効果を非常に高めてくれるモノになります。
ぜひ、練習をして身に付けてくださいね!

問題解決に使える質問

ここまでは、脳に質問する効果やメリットをご紹介してきましたが、
『実際に練習して慣れるのが難しい』というのが実際かも知れません。
そこで、ここではあなたが問題に直面したときに使える質問の実例をご紹介します。

1、この問題に出会えて、『良かったな』と思えるのはなぜ?

2、自分はどんなところを、もっと改善していくことができるんだろう?

3、望む結果を得るために、『今』、自分にできることが何?

4、望む結果を得るために、止めなきゃいけないことって何?

5、望む結果を得るために、どうやったら『ワクワク』して楽しみながら行動していけるだろう?

これらの質問がどういう構造になっているかは置いておいても、
どれもあなたをポジティブにし、新しい視点を与え、行動を後押ししてくれる質問ばかりです!

ふと自分の視点や思考を変えたいときには、これらの質問を参考にしてみてくださいね!

ポジティブシンキングなんて出来ない!

今回は、『脳に質問する』フレームワークをご紹介しました。
このフレームワークは、やってる人はやってるけど、知らない人は全然知らないものです。
そのため、あなたがこのフレームワークを使い始めると、人生が変わるほどの効果があります!

世の中には『ポジティンブシンキングをしましょう!!』的な本が溢れていますが、私はそんな本には効果はないと思います。
『ポジティブになれ!』と言われて出来れば、誰でもハッピーなはずです。
大切なのはポジティブになれるような質問を脳にたくさんすることです。

その意味では、『ポジティンブシンキング』ではなく、
『ポジティンブ クエッショニング』があなたの人生を変えるのだと私は思っています。

『ポジティブにならなくては〜!!!』と肩ひじ張る必要はないので、その代わりに
『どんな質問したら、脳からポジティブな答えが返ってくるかな?』と自分に質問してみてくださいね!

今回ご紹介したフレームワークを活用して、『考える力』、『発想力』、『客観的に捉える力』、を伸ばしていってくださいね!

ここで紹介したフレームワークがあなたの能力を引き出すことに役立ったら嬉しいです!

 
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