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プロフィール

はじめまして!

当サイト(医療・介護従事者のためのビジネスフレームワークス)へようこそ!

私は管理人のHaruki(はるき)です。よろしくお願いします!

純粋な青年だった私がカリスマと出会う


私のキャリアは理学療法士として、病院勤務する所からはじまります。

学生時代から勉強ができるわけでもなく、中の中くらいの成績で生きてきました。

しかし、勤務した病院で転機を迎えます。

その病院でカリスマ的な魅力をもった理学療法士の先輩に出会ったのです。

先輩は、圧倒的な知識だけでなく、すぐれた治療技術、カリスマ性を持ち合わせていました。
さらに、研究もバリバリとこなし、日本国内外へ論文を発表しているような人でした。
それでいて、人格者でもあり同僚からの信頼は厚く、趣味も多く人生を楽しんでいました。

先輩が、一瞬で患者様の痛みを取り除いたり、動作を改善したりする姿は魔法使いのようでした。
そんなカリスマに心を奪われない後輩はいません。
もちろん、私もその一人でした。

 

私は心に決めます。
「私も彼のようになりたい!!」
「どんな、患者様も癒してしまう『神の手』を手に入れたい!!」

就職してからの1年目は、今までの人生で一番勉強を頑張りました。
全ては『神の手』を手に入れて、自分自身もカリスマになるために。

 

臨床家1年目のキャリアを終える直前の3月に上司から呼び出しを受けます。
ニコニコした上司から言われた一言は衝撃的でした。

「君は、よく頑張っている。そのことはよく評価しているよ。
突然だが、来月から老健(介護老人保健施設)に異動してくれ。そこでも君の頑張りを期待していからね。」


それは、私にとって事実上の死刑宣告でした。

介護老人保健施設におけるリハビリテーションとは、身体機能の改善を図ることではありません。
「入所者の方が、生活の場へ復帰することをサポートする」ことが仕事です。
根本的に、病院と介護老人保健施設ではリハビリに求められる仕事内容が違うのです。

つまり、『神の手を手に入れて、カリスマになる』という私の夢は「異動」という現実に打ち砕かれたのでした。

純粋な青年だった私が問題児になる

「新しい場所でも、たくさんの学びを吸収して、自分の価値を高めよう」
なんて思考の転換が出来る程、私は優秀ではありませんでした、

「自分の夢を叶えることができない職場なんて・・・」

そう思いつめた私が選んだ選択は・・・

『徹底的にグレる』でした。

 

朝礼が終わるとすぐ喫煙所に行き、一服・・・二服・・・
適当に仕事をこなして、また喫煙所で一服・・・二服・・・

仕事をすることに意義を見出せず、サボってばかりいました。
職場でサボってばかりいると目立つので、挙句の果てには、
更衣室の自分のロッカーの中に隠れて、ただひたすら時間が過ぎるのを待っていたりもしました。

 

老健で当時私の上司だった先輩に、後に聞いたのですが・・・

『どえらい問題児が異動してきた』と頭を悩ませていたそうです(先輩、ゴメンナサイ!)

■問題児が管理職に抜擢される

私は、問題児として4年ほど過ごしていました。
その4年間である環境の変化が起こっていました。

その環境の変化とは、
自分の先輩が結婚、妊娠、転職などを理由に職場を去っていったことです。
その結果、理学療法士の先輩はいなくなり、私は老健の理学療法士で一番の経験者になっていました。

そんな中、再び上司から呼び出され、
「君も経験を積んできたから、今度は管理者となって現場をまとめて欲しい」と言われました。


はたから見れば昇進したように見えますが、問題はここからです。

私は、現場で結果を残して経験を積んだから管理者になったわけではありません。
前任者がみんな辞めたから、役回りが回ってきただけなのです

つまり、実力もないのに、実力以上の仕事が求められる職務が与えられたのです

問題児、管理職としての無能さを味わう

私が勤務していた老健は、全国的にも先進的な取り組みを行い、リハビリに力を入れていました。
全国から、施設見学にこられる方も多かったです。
そのため、リハビリの管理職に求められる責任は重大です。

『全国の老健のモデル施設として、常に先進的でありチャレンジすること』が求められました。

そんな責任と職務内容に私が耐えられるはずありません。
なんせ、先日まで一日の大半を喫煙所で過ごしていたんですから!

   

管理職の仕事を自己流でなんとか頑張ってみましたが、結果が伴うことはありません。

自分はなんて仕事が出来ないんだ・・・と何度も悩みました

「こんな仕事やってられるか!!」と反抗し、職務を放棄することで問題児に戻ることも考えました。

でも、もう私はワガママを言っていられる立場ではありませんでした。
私のワガママを受け止めてくれる先輩はもうおらず、
逆に私を頼ってくれる後輩たちが、私の後ろにいたのですから。

生まれて初めてビジネス書を読む

そんな時、私は書店である本に出合います。
P.Fドラッカーの「マネジメント」という本です。

当時の日本では、ドラッカーという経済学者の本をモチーフにした小説が社会的ブームになっていました。
そんなこともあり、私もドラッカーの名前は知っていました。

ドラッカーにまったくもって興味は無かったのですが、

@難しそうな「マネジメント」の本を読めば、カッコよく思われるのではないか(モテるかも!?)
Aマネジメント・・・と言うくらいだから、もしかしたら、仕事に生かせるかも
B『何の本読んでるの?』→「あっ?これ?マネジメント。面白いよ」と言ってみたい(モテるかも!?)

というほとんど不純な動機から、マネジメントを読んでみることにしたのです。
私にとって、医学書は読んだことはあっても、ビジネス書を読むのは初めてでした。

結果・・・めちゃくちゃ難しかったです。意味不明な部分ばかりでした。
『日本語なのに理解できない』という状態に何度も陥りました。
それでも、「マネジメントを読んでる自分はモテるかもしれない」と盲信して、読み続けました。

 

そして、また、こうも考えました。

「どうせなら、本がボロボロになるまで読んだほうが、
『何度も読み込んでます!私の愛読書なんです』って感じが出るよな。
そっちの方が、仕事が出来る男って感じでモテるよな!」

すべてはカッコつけるためでしたが、結果的にはこの何度も読むことで私の人生は変わり始めます。

あの難解だった「マネジメント」が少しずつ理解できて来たのです。

なんと「マネジメント」には・・・
目標設定の仕方、目標達成の手段プロジェクト進め方管理者のあるべき姿勢 etc・・・

このように、医療・介護の管理者が読んでも役立つ情報がたくさん載っていたのです

他人の能力や才能はコピーすることが出来る!!

「マネジメント」で書かれている内容を私は、普段の仕事で活用し始めます。

今までは、思いつくままに我流で行っていた管理職の仕事を
ドラッカーの言う通りに実行していったのです。

たとえば、ドラッカーが『目標達成はA→B→Cの順に行いなさい』と書いてあれば、
素直に、A→B→Cの順にプロジェクトを進めました。

すると徐々にではありますが、自分の中で次のような驚く変化が起きました。

@、自分の望む目標達成が出来るようになった
A、自分が、プロジェクト進行のどの段階に居るか客観視でき、次の一手を考えやすくなった
B、管理職の仕事のやり方・考え方を部下に伝えることができるようになった
C、@〜Bのおかげで、管理職が面白く感じるようになった

なぜ、このような事が可能になったのか、私は不思議に思い考えました。
成果の出せないダメ管理職だった私が「マネジメント」を読んでなぜ変わったのか?
成果が出せなかった自分と今の自分との「差」は何なのか?

私はある結論に行きつきます。

それは・・・

『何度もマネジメントを読んだことで、ドラッカーの考え方のパターン行動パターンを抽出することができ、 ドラッカーの思考・行動パターンを真似した結果、ドラッカーと同じ成果を得ることができた。』

というものです。

言い換えれば、『思考→行動→成果』のプロセスの中で
『思考』をドラッカーのものにインストールしたから、結果的に、行動や成果が変わった
という感覚です。

そして、私はこうも思いました。
「て、ことは何かい?ドラッカー以外にも、たくさんの思考パターンをインストールすれば
さらに、仕事で結果が出せるようになるってことかい??」と。

そう思い至ってからは、私は2冊目・3冊目のビジネス書を読み始めました。

「ビジネス書を読む→仕事に生かす→成果が出るようになる」というプロセスを何度か経験して、
私は確信しました。

「残念ならが、自分は凡人である」
「一方で、世の中には能力や才能がある人がたくさん溢れている」
「でも、彼らの思考パターンを身に付けることが出来れば、自分もよいパフォーマンスを発揮できるようになる」
「だから、自分がどれだけ凡人であるかは、まったく関係ない!

そう、他人の能力や才能はコピーすることが可能なのです!!

私は思考パターンの吸収・活用を試行錯誤しながら続けていきました。
そうしていくうちに、少しづつ成果を着実に残すことが出来るようになりました。

周りからも認められてもらえるようになり、なにかのプロジェクトが始まる際には、
『プロジェクトのメンバーになって欲しい」と声をかけてもらえるようになりました。

また、あんなに嫌がっていた老健ですが、管理者として結果を残すことが出来ると、
「介護保険について話してほしい」
「介護老人保健施設、通所リハビリについて講義してほしい」と
リハビリテーション関連の団体の研修会や大学の講義に講師として読んで頂けるようになりました。

これらは、私がビジネス書を読み始めるまで想像すらできないことでした。
老健に異動して4年間を喫煙所で過ごしてた自分には、まさに夢のような出来事だと言えます。

医療・介護分野で働く仲間にも、この事実を伝えたい!

「これは、すごいことに気づいてしまったぞ!」と私は興奮しました。
しかし、一般のビジネスの現場において、
「思考→行動→成果」の『思考』を真似することの重要性はとっくに知られている、常識でした。

さらに言えば、確実に成果を出すことを求められる
経営コンサルタントや経営学修士(MBA)の方々は、
様々な思考パターンをフレームワーク(思考の枠組み)として数多く習得し、
フレームワークを道具として活用することで、物事の分析や戦略決定をしているという事実も知りました。

時代の中で効果のあるフレームワークは生き残り続けます。
逆に、効果のないフレームワークは流行り廃りの中で淘汰されていきます。

だから、効果があると実証済みのフレームワークのみをたくさん吸収し、活用することができれば
経営コンサルタントや経営学修士(MBA)の方が結果を出しているように
誰にだって、素晴らしい成果を残し続け、優秀な管理職になることは可能なのです!!

だから、優秀なビジネスマンは、『優れた成果をもたらすフレームワーク』を吸収すべく
勉強を続けているのです。

逆にいえば、『優れた成果をもたらすフレームワーク』を持たないビジネスマンは
いつまでたっても、成果の出ないビジネスマンなんです。

私は、自分の職場を見渡してみて、こう思いました。
「フレームワークを吸収することの大切さを知っている人はどれだけいるだろか?」
「フレームワークを吸収するために、時間を割いている人はどれだけいるだろうか?」

フレームワークを吸収することの意義を知り、学習している人は皆無でした。


私にとって、一番残念だったのは、現場でリーダーや管理者として働いている人は
みんな、人格やコミュニケーション、リーダーシップ、段取り力(企画力)、人心掌握など
人にはない素晴らしい才能を何かしら持ち合わせている人達ばかりだということ。

もし、「才能がある彼らが、フレームワークを学べば、とてつもない価値を生み出せるようになる!」のです!
その可能性があるのに、フレームワークを学ぶ意義を知らないことで、
その可能性が閉ざされている事実が、とても残念でした。

本来は発揮できたかもしれないポテンシャルが開花しないことは、本人にとって機会損失です。
本来は発揮できたかもしれないポテンシャルが開花しないことは、本人が属する組織とって機会損失です。
本来は発揮できたかもしれないポテンシャルが開花しないことは、組織が属する地域にとって機会損失です。
(※機会損失とは、本来得られたかもしれない利益のチャンスを逃すことで、利益を失うこと)


医療・介護分野においてフレームワークを学ぶ人はそもそも絶対数が少ないです。
だから、フレームワークを学べば・・・

・私のような凡人は、成果の出せる優秀なスタッフになることができます。
・才能のある人は、組織や地域を変える人財になることができます。

いつしか、私はその事実を伝えたいと強く思うようになりました。
私のようなダメ管理者でも変われたんだ!あなたにも変わることはできるんだ!」と。

まずは、私の同期や後輩から伝えることを始めました。
同僚や後輩が初めてフレームワークを知り、学ぶ手伝いをしながら
彼らの思考・行動が変わることで成果が変わるのを目の当たりにしました。

成果が変わることで、彼らが自信を身に付けていく過程を傍で見ていると
自分のことのように嬉しかったです。

そして、いつしか人にフレームワークを学ぶことの意義を伝え、
フレームワークを学ぶ手伝いをすることが私のライフワークになっていきました。

次第に・・・
より多くの人にフレームワークを伝え、その人が抱える問題を解決していくお手伝いがしたい
と思うようになりました。

でも、リアルの場で私がお会いして、話を伝えることが出来る人数は限られています。

そこで、私は「医療・介護従事者のためのビジネスフレームワークス」
というポータルサイトを立ち上げることを決めました。

このポータルサイトを通じて、あなたにとって有益なフレームワークを
出来るだけ多く
出来るだけ分かりやすく
出来るだけ手軽に
お届けしたいと思っています。

私の長文のプロフィールを最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
このポータルサイトを通じて、あなたの問題解決のお手伝いが出来る事を嬉しく思っています!!

(管理人:Haruki(はるき))

【プロフィール】

<仕事の経歴>

理学療法士として、病院・介護老人保健施設・通所リハビリ・訪問看護・訪問リハビリにて業務を経験。
その中で・・・

・15名のセラピスト、運動指導員のマネジメント業務(リハビリ実績管理・モチベーションマネジメント・各種プロジェクトマネジメント)

・介護保険改定に対応したリハビリテーションプログラムの立案

・法人内新人教育(病院・老健・訪問リハ・精神科)を担当

・介護保険やリハビリテーションに関してセミナーを行う

・大学のリハビリテーション学部にて非常勤講師

などの経験を積む。

その後、個人経営の医院に転職し、前職での経験を活かして

・介護保険改定対応のコンサルティング

・業務改善のコンサルティング

・マーケティングおよび事業戦略の立案

・外部事業所へのプロモーション事業

に携わっている。

<ライフスタイル>

妻、子供2人との4人暮らし
趣味は英語学習と筋トレ(まだまだですが・・・。)
年間100冊程度のビジネス書を読む。
企業のマーケティング・ビジネスモデルの分析(妄想?)をするのも好きです。
現在、ウェブマーケティングを勉強中!
2016年5月にLIS Labo Project設立

<資格・肩書>

LIS Labo Project代表
理学療法士
介護支援専門員
大学非常勤講師
セミナー講師

<好きな言葉>

Life is short.

Kiss slowly

Laugh insanely

Love truely

Forgive quickly      (written by Paulo Coelho)

人生は短いのだ

愛情表現には時間をかけよう

心の底から楽しもう

心に素直になろう

嫌なことは、さっさと忘れよう

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