お中元とお歳暮の違いは何か

贈答:お中元やお歳暮

医療や介護の現場で働いていると、事業所単位では
お中元やお歳暮を贈るとこともあるようですが、
個人同士のお中元やお歳暮のやりとりは少ないかと思います。

そのため、いざお中元やお歳暮が届くと
「これ・・・もらったものの、どうしたらいいんだ!?」
と焦ってしまいます。

いざというときに慌てなくても済むように、
お中元やお歳暮の意味をしっかり学んでおきましょう!

お中元もお歳暮もお礼や挨拶である

お中元とは・・・
日頃お世話になっている人へのお礼や挨拶。夏に送るもの
※ここでの夏とは、6月下旬や7月中旬を指します

お歳暮とは・・・
日頃お世話になっている人への年末のお礼や挨拶。年末に送るもの
※ここでの年末とは、12月13日〜20日くらいを指します、

お中元やお歳暮に馴染みがなくても、
『なんだ、お世話になっている人への挨拶なんだ!』
と考えれば難しくないですよ!

ちなみに、年末の挨拶であるお歳暮の方が、重要度が高いです。
そのため、お中元のやり取りが場合には、お歳暮も送りましょう。
逆に、お中元のやり取りがなくても、お歳暮を贈るのは問題ありません。

お中元やお歳暮はあいさつなので、不幸ごとは関係ない

喪中の方には年賀状を送らないので、
お中元やお歳暮は送らないものなのでしょうか。

結論から言うと、送っても問題ありません。
なぜならば、お中元もお歳暮も
「いつもお世話になって、本当にありがとうございます」という
感謝の気持ちだからです。
感謝の気持ちに喪中は関係ないのです。

 

同じように、感謝の気持ちであるので、
お返しをする必要は必ずしもありません。

感謝に感謝で返す終わらないお返し合戦が始まるからです。

目上の方や、こちらもお世話になっている方からお中元やお歳暮が届いたら、
半返しなどで、こちらも送ると良いです。

その際は、お中元やお歳暮という名目ではなく、
『暑中御伺』などの名目で送り返すのがよいとされています。

 

私は訪問リハビリテーションに従事しているのですが、

『会議・研修会後のお礼状の送付』
『ケアマネ・主治医へのモニタリング送付』
『主治医への情報提供書記載の依頼』
『リハビリ実施計画書の送付』     ect......

外部の事業者様へ手紙や書類を送付する機会が多いです。
※事務(クラーク)の方がいないのでセラピストですべてを行っています。

私を含めて、こういった作業になじみのない医療・介護従事者の方にとって、
相手の方へ手紙や送付を行う際のルールを知っておくことは大切です。

今回は住所やあて名を書く際の注意点をご紹介します。

連名の正しい書き方

お礼やあいさつの手紙を書く時に、一人ではなく
相手が夫婦である場合もあります。

その場合は、連盟で名前を書くのですが、
私は2人の名前を書いた後、その中間に『様』を書いていました。

しかし、これは間違いです。
なぜなら、「様」を一つしか書かないことは、
『どちらかを呼び捨てにする』ことと見なされるからです。

『様』は敬称なので省略せず個人名ごとに書くようにしましょう!

 

間違いやすい御中の使い方について

他の事業所や施設に向けて、宛先を書く時に
『○○病院△△課 御中』という書き方をします。

私は『御中』は相手の組織に対する敬称のようなものであると考え
『○○病院△△課 御中 山田様』
のように使っていました。

しかし、この調べてみて分かったのですが、この使い方は間違いなのです!!

そもそも、『御中』とは組織に対する敬称ではないのです

御中』とは・・・
相手の組織に送りたいけど、担当者など特定の個人が分からない
場合に付ける言葉なのです!

そのため、個人名が分かる場合には
『○○病院△△課 御中 山田様』ではなく
『○○病院△△課  山田様』と書くのが正解なのです。

私はこの事実を知ってから、
必死でWordで作った住所録を作り直すことになりました・・・。
あなたも、『御中』を使う際には気を付けて下さいね

ちなみに、豆知識として『御中』は部署名に続けて書くのではなく、
左側にずらして書くのが正確な書き方です。

 
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